一次面接が通らない。
実は、多くの就活生が悩んでいることではないかと思います。
一次面接で落ちるのは、かなり辛いものです。
次のステップにも進むことができず、就職活動の終わりが見えなくなる感じさえします。
私も、一次面接に受からない時期が続き、叫びたくなるくらいメンタルがやられた経験があります。
今回は、
・一次面接が通らない原因は何か
・どう対策するか
について、私の就活実体験そして、アドバイス経験を下に解説します。
執筆者:よんた 19卒・関関同立。 就活前半戦の惨敗をきっかけに就活について研究。本質に気付く。 その後、志望企業から内定を獲得し、現在も楽しく働いている。 現在は、”幸せになれる就職活動”を広めるため、活動再開。 150人以上へのアドバイス実績。電子書籍出版中。
一次面接に通らない原因
原因は主に5つあると考えています。
その中の何個かが当てはまり、1次面接が通らないということがほとんどだと思います。
今までの自分を振り返ってみましょう。
①元気・明るさ

人は、第一印象で人を判断する傾向があります。
面接の序盤で「暗いな」という印象を与えてしまうと、自己PR・ガクチカの内容がいくら良くてもダメです。
私が落ち続けていた原因も“暗い”ということでした。
個人的には、上手くいったと思った面接で落ちたことがありました。不合格の理由として“始終暗かった”とフィードバックをもらいました。
私たちが思っているよりも、元気さ・明るさというのは、重要な評価指標です。
なぜなら、現代社会はコミュニケーション能力が非常に重視されるからでしょう。第一印象が良いと、ビジネスも上手く運びます。逆も然りです。
心当たりがある方は
・いつもより大きな声で
・背筋を伸ばして
・口角を上げて
・ハキハキと
喋ることを心がけましょう。
暗いことでマイナスの評価を受けることはあっても、明るいことでマイナス評価をもらうことはないはずです。
②場数が足りない
1次面接で落ちる多くのケースは、経験値の不足です。
就職活動とは、自分という商品を売り込みに行くこと。
つまり、“営業”なのです。
だから、面接は言わば“商談”。
経験の少ない営業マンがはたして、商談を成功に導けるでしょうか?
答えはNOでしょう。
経験を積むからこそ、営業トークが磨かれたり、その場に応じた対応などができるようになったりするものです。
もちろん、人によって、センスやこれまでの経験が違うので、一定以上のレベルになるのに、時間の差はあります。
一回目からそれなりにできる人もいれば、逆も然り。
あなたは他の人より少しだけ、経験が少なかっただけです。
だから悲観することはありません。
毎回の面接を分析し、改善していけば、絶対通るようになります。
③逆質問の内容が悪い
逆質問の質によって、合否は大きく変わると思います。
なぜなら、面接の最後のパートだからです。
最後の印象が相手の頭には残るもの。
つまり、逆質問の内容が悪いと自己PRなどの良い印象を潰してしまうことがあるのです。
特に
「あまり調べていないな」
「熱意が感じられないな」
というイメージを持たせてしまうと結果は、言わずもがなです。
逆質問については下記記事で詳しく解説しているので、読んでみてください。

④相性の問題

人には”適性”や”向き・不向き”といったものがあると私は考えています。
だからこそ、あなたにとって受かりやすい業界と受かりにくい業界があるはずです。
私の場合、憧れで“商社”を多く受けていましたが、ほとんど一次面接までで落ちました。
逆にIT・コンサル系は、選考が進みやすかったです。
これは、求められる能力が異なるからだと私は考えています。
一次面接が通らないという方は、自分の適性とは逆方向の業界・職種ばかり受けているという可能性を疑ってみる必要があります。
⑤入社意欲のない会社を受けている
内定をもらっても、入らないだろうなと考えている会社から内定をもらうのは難しいです。
採用担当者も入社意欲の低そうな学生は雰囲気や態度で分かるのでしょう。
そもそも、入ってくれない学生に時間を使うのは非常に無駄なコト。
そんなに社会人は暇じゃないのです。
私も、焦って多くの企業を中途半端な気持ちで受けましたが、結果は良くありませんでした。
それもそのはず、熱意の低い会社のことを調べたり、志望動機を考えたりするのは難しいこと。
入りたい会社を見つけることの方が大切です。
大切な3つの解決策

①面接の練習をしてもらう
人は自分のことを客観的に見ることができません。
あなたが思っている以上にです。
だからこそ、誰かに面接の練習に付き合ってもらい、アドバイスをもらうことは非常に重要です。
大学にはキャリアセンターというものがあります。
そこで、面接対策などが開催されているはずです。
また、企業が開催している就活対策イベントなどに参加するのも良いと思います。

まずは、自分が客観的に見てどう評価されるのか知り、軌道修正していきましょう。
②自分の適性を知る
自分に向いている業界・職種を知ることは重要です。
なぜなら、自分のことを深く知ることにも繋がるからです。
適性が低いから悪いということではありません。
それを知ることで対策を施す・自分の足りない部分を知ることが大切なのです。
また、適性をすることで、自分の興味がなかった業界や職種が見つかるということもあるでしょう。
適性診断のおすすめはマイナビの適職診断です。
自分を知り、企業選びや対策に活かしましょう。
③違う目線で企業を探す
落ちる確率が高いということは、企業選びが偏っているという可能性が考えられます。
そんな時にお勧めするのは、企業の探し方を変えてみることです。
・逆求人サイト
・就活エージェント
この2つを利用して、探してみましょう。
下記記事にて、詳しく紹介していますので、ご参考下さい!


コツを掴むまでの辛抱

一次面接が通らないのは、ほんの些細なことが原因の場合がほとんどです。
現在、連敗続きでも失望する必要はありません。
あなたはほんの少し、他の就活生より慣れるのが遅かっただけのこと。
毎回、何が悪かったのか・次どうするのかを考えることができていれば、大丈夫です。
この記事が少しでも、お役に立てたのなら幸いです。
あなたの就活が上手くいくことを願っています!
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