・将来、何がしたいか分からない
・どうやって企業を選べばいい?
・やりたいことがないけど大丈夫?
「何がしたいか分からない」
毎年、多くの就活生がこの問いで悩みます。周りの大人からも「やりたいことないの?」と聞かれ、困った経験を持つ人もいるでしょう。
かく言う私もこの問いに就活生の頃、苦しめられてきました。
本記事では、現時点で何がしたいか分からない方向けに、就活とどう向き合い、仕事・会社を選べばよいか解説していきます。
執筆者:よんた 19卒・関関同立。 就活前半戦の惨敗をきっかけに就活について研究。本質に気付く。 その後、志望企業から内定を獲得し、現在も楽しく働いている。 現在は、”幸せになれる就職活動”を広めるため、活動再開。 150人以上へのアドバイス実績。電子書籍出版中。
仕事はやりたいことでなくていい

そもそも、やりたいことを仕事にしなければならないのでしょうか?
もちろん、仕事=やりたいこと であれば、素晴らしいかもしれません。
ですが、仮にやりたいことがあったとしても、皆が皆、それを仕事にできるわけではないのです。
周りの大人でやりたいことを仕事にできている人はどれくらいいるのでしょうか?
きっと、そう多くはないと思います。
それもそのはず。
仕事は、お金を得る=生きるためにやっているという側面があるからです。
でも、その仕事は、誰かの役に立ち、社会に必要な仕事でしょう。
誰かがやらなくてはいけない重要な仕事。
だからこそ、仕事はやりたいことじゃなくてもいいと私は考えています。
まだ、やりたいことに出会えていない

あなたはまだ、
・自分の興味のあること
・心躍るようなこと
・やってみたいこと
に出会えていないだけかもしれません。
例えば、少年がサッカーの“存在”を知らなければ、サッカー選手を志すことはないでしょう。
同じように、知らなければ、やりたいと思うこともできないのです。
日本には、なんと約17000種類もの職業があります。
また、約170万もの会社が存在しているのです。
その中で10や20ぐらい興味のある会社や働いてみたい会社があってもおかしくありません。
ともすれば、まだあなたは知らないだけなのです。
まずは、出会うために、いろんなところに足を運んだり、経験したりすることが重要かもしれません。
何がしたいか分からない人のための会社・仕事の選び方

就活を通して、やりたいことが見つかればよいですが、そう上手くいかないことも考えられます。
その場合は、どうやって仕事・会社を選べばよいのか?
4つの方法を紹介したいと思います、
①適性から選ぶ
人には向いている仕事と向いていない仕事があります。
学生時代、得意な科目と不得意な科目があったことと同じように。
それは、性格やこれまで培ってきた能力、育った環境が違うからです。
だとすれば、成果の出しやすい=適性のある職業を仕事として選ぶのはとても良い判断ではないでしょうか?
下記サイトでは、質問に答えることで、無料で診断を行い、適性の高い職業を教えてくれます。
適性をもとに就活をしてみてはいかがでしょうか?
②人生計画・ライフスタイルから考える
誰もが、将来はこんな生活がしたいという理想があると思います。
例:人生計画
・子供は2人欲しい
・東京で一軒家に住みたい
・そのうち独立したい…etc
例:ライフスタイル
・仕事に打ち込みたい
・趣味の音楽に時間を使いたい
・海外旅行に行きたい…etc
やりたいことベースではなく、自分の理想の暮らしやライフスタイルから会社・仕事を探してみるのも1つの考え方ではないでしょうか?
③自分の好きなコトや商品・サービスから連想する
人は誰しも、
・好きなコト
・愛用している商品
・良く利用するサービス
などがあると思います。
それらから連想することで、これまで気にも付かなかった仕事・会社が見えてくるかもしれません。
例:音楽が好きな人の場合
音楽を聞くものは?→イヤホン→イヤホンを作っている会社?
イヤホンは何からできている?→銅線?振動板?→それらを作るメーカーは?
イヤホンの元の素材は?→アルミニウム?ステンレス?→金属を輸入している会社?
例のように、連想を続けることで、いろんな仕事・会社にたどり着くことができます。
このように自分の好きなモノから連想し、興味の持てそうな仕事・会社を探してみてはいかがでしょうか?
④逆求人サイトを利用してみる
就活は、学生側からアプローチするのが基本ですが、従来とは逆で企業側から就活生がスカウトをもらうという方法もあります。
それが、逆求人サイトです。
逆求人サイトに登録することで、これまで考えたことがなかったような会社からオファーをもらえることも!
なにより、自分に興味を持ってもらえるというのは気持ちいいものです。
実際に、私の友人は逆求人サイトでオファーがあった企業と縁があり入社し、現在も働いています。
企業探しの1つの手段として悪くないでしょう。
逆求人サイトについては下記記事で詳しく解説しています!

学生の視野は狭い

あなたが思っているよりも学生は多くのことを知りません。
それもそのはず。
これまで狭い範囲の中でしか生きていないからです。
社会に出て数年、いろんな経験をしてみましょう。
どんな会社でも入ってみれば、多くの気づきや発見が待っているはずです。
社会人をとりあえず経験してから、自分の仕事について“転職”という形で考え直すのも良いでしょう。
人生はまだ始まったばかりです。
やりたいことがないと悲観する必要はありません。
まずは、4つの選び方を実践し、就職活動に挑みましょう。
本記事内で紹介したおすすめ記事です!

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