「何社受けたらいいですか?」
「たくさん受けた方がいいですか?」
多くの就活生が疑問に思うのがこれ。
私は「できるだけたくさん受けるべき」という結論に至りました!
本記事では、私自身の就活経験から「なぜたくさん受けるべきなのか?」について詳しく解説していきます。
対象読者:企業をたくさん受けるべきか迷っている人
執筆者:よんた 19卒・関関同立。 就活前半戦の惨敗をきっかけに就活について研究。本質に気付く。 その後、志望企業から内定を獲得し、現在も楽しく働いている。 現在は、”幸せになれる就職活動”を広めるため、活動再開。 150人以上へのアドバイス実績。電子書籍出版中。
結論:たくさん受けるべき

最初に結論を申し上げます。
自分のキャパの範囲内で“たくさん受ける”ことをおすすめします。
※1社1社にしっかり向き合うという条件付きです。
なぜ、私がこの結論に至ったのか、その理由を解説していきます。
①選考突破力が上がる
多くの企業を受けることで、選考の通過率が上がります。
なぜなら、選考への経験値が上がっていくからです。
ESであれば、何回か落ちることによって、もう少し改善の余地があることが分かります。
面接であれば、何回も経験することで場慣れし、冷静な受け答えができるようになります。
また、自分の自己PRなどに対して、どんな質問が返ってくるのか分かるようになり、事前に準備することもできるでしょう。
それは、つまり行きたい会社に受かる可能性を高めるということ。
私自身、初めての面接がその時の第一志望の企業の面接という過ちを犯してしまいました。
もちろん、結果は不合格。そんな苦い経験もあります。
就活は自分を売り込む“営業”です。
商談経験の少ない営業マンとベテランの営業マン、どちらの方が、成約率が高いのかは言うまでもありません。
②選考を通して出会える

志望企業を選ぶとき、私たちは基本的にインターネットの情報を元に決定を下します。
しかし、インターネットの情報は、表面的なものが多かったり、取り繕われたものだったりします。逆にあまり力を入れておらず、他社より劣っていると感じる場合もあるでしょう。
だからこそ、生の情報が大事になってくるのです。
多くの説明会に足を運ぶことで、より企業のことが分かったり、面接を通してよりその企業のことが好きになったりすることもあります。
絞り込んで受けるということは、確かに効率的ではありますが、出会ったかもしれない運命の1社を捨てるということでもあるのです。
③確率の問題

絞り込んで就活をしてしまうとぶち当たるのが確率の問題です。
仮に、内定確率が10%の企業を10社受けたとします。
※数学の問題です。
この場合、1社以上から内定をもらえる確率は、≒65.13% です。
※計算は割愛
もちろん、学歴や個々の能力、相性、熱意なども選考には関係するので、現実はもっと複雑ですが、単純に確率だけを計算するとこうなります。
受ける企業を絞り込むということは、内定を獲得できる確率を下げるということも意味します。
もし、就活終盤で持ち駒がなくなった場合、採用枠の空いている会社を受けざるを得なくなるでしょう。そうなった時、自分は後悔しないか。
リスクを考えて、予防線を貼っておくことも、就活では重要なのです。
④自分の見識を広められる
就活は、社会のことを広く知れるチャンスです。
これほどまでに、見識を広められる機会は社会人にはありません。
会社で働けば、かなり狭い範囲でしか活動しなくなるからです。
仮に、内定をもらえなかったとしても、
「この業界はどんなビジネスモデルで成り立っているのか」
「こんな仕事をしている人がいるんだ」
という気付きは、今後の自分の財産となります。
そういう意味でもいろんな会社の説明会に足を運び、選考を受けることをおススメします。
たくさん受ける上での注意点

たくさん受けるべきだというのが私の意見ですが、気を付けなければならないことがあります。
①入る可能性がない企業は受けない
仮に、内定がその会社だけだったとしても、入社しない企業は受けてはいけません。
選考では、その会社のために志望動機など対策をする必要がありますが、どうでもいい企業では、準備もはかどりません。
また、面接に進んだとしても、熱意がないことはすぐばれます。
企業側もいくら優秀でも熱意のない就活生の相手をするのは、時間の無駄です。
結果的に、不採用となるでしょう。
私自身も、何社も熱意のない企業の選考を受けましたが、ほとんどが1次または2次面接で終わりました。
就活は短期決戦。
無駄なことにエネルギーを使っている余裕はないのです。
②優先順位を付ける

受ける会社全てにおいてフルコミットできれば良いですが、私たちのエネルギーは限られています。
企業には優先順位を付けましょう。
例えば、第一志望群と第二、第三志望群を分けるなど。
全てが中途半端な状態になることだけは避けなければなりません。
優先度の高いものから準備を進めていくこと。
就活においては重要です。
③時期を分散する
たくさん受ける上では、選考の時期を分散することが必要です。
1か月の間に30社受けるとなると大変ですが、3か月の間に30社なら相当楽になります。
企業によって、早くから選考を始める会社や別ルートの早期選考、時期を問わない会社など様々あります。
様々な媒体を活用することで、時期を分散し、一社一社と深く向き合える体制を作りましょう。
まとめ

就活生はぜひ、たくさんの企業を受けましょう!
もちろん、上手くいかなかったり、苦しい思いをしたりすることもあります。ですが、きっと自分の成長にも繋がり、志望する会社からの内定にも近づくはずです。
就活次第で大きく人生は変わります。
この短期間を頑張りぬき、思い描く未来へ歩みを進めましょう。
頑張れ就活生!
企業選びの方法は下記記事で紹介しています!

https://yontablog.com/gyokaiselect/
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