”就活の軸”をしっかり考えられていますか?
本当に納得できる軸を見つけられていますか?
軸がブレブレのまま、就活を進めてしまうと、満足のいく結果は付いてきません。なんとなくで選んだ軸では”就活の軸を持っていないこと”と一緒です。
就活だけではなく、面接でも自信を持って伝えられる就活の軸の探し方を解説していきます。
対象読者:納得のいく就活の軸を見つけれていない方
執筆者:よんた 19卒・関関同立。 就活前半戦の惨敗をきっかけに就活について研究。本質に気付く。 その後、志望企業から内定を獲得し、現在も楽しく働いている。 現在は、”幸せになれる就職活動”を広めるため、活動再開。 150人以上へのアドバイス実績。電子書籍出版中。
就活の軸は人生の軸と合わせて考える
“就活の軸”というのは言わば”企業選びの軸”です。つまり、あなたがどのような企業で働きたいのかを考える大きな指標になるのです。
初めにも言いましたが、この大きな指標を安易に決めてしまうと、後々、就活が上手くいかない原因となってしまいます。
一般的に就活で使う軸は2つ。
①業界選びの軸
②企業選びの軸
多くの学生さんはこの2つの軸を元に就活をしていくと思います。しかし、私はこの2つの軸を考える上でもう1つの軸を使っていました。
それが”人生の軸”です。
人生の軸とは?

人生の軸とは、長い人生を幸せに生きていくための生き方を核となるものです。
あなたがどう生きていきたいかを初めに考えれば、業界選びの軸・企業選びの軸は自然と決まっていきます。
「人生の軸って言うのは簡単だけどこれを考えるのも難しい」
そう思う方も少なくないと思います。
人生観の考え方は下記記事で紹介しているので参考にしてみてください↓

例:人生の軸
ちなみに私が持っている人生の軸はこんな感じです。
①家庭を持ち、幸せに暮らす。(私の理想の幸せの形) ②やらない後悔よりやる後悔。(出来るだけ行動する) ③死ぬまで世界中を旅行し続ける。(知らないことを知る)
意外と普通ですかね?笑
でも軸として出すことで将来のことをより明確に考えることができます。
ここで大切なことは、この軸が今後絶対ではないということです。
人生は長く、この先何があるかわかりません。あくまでも、現時点で考えていることを書き出すことで大丈夫です。
人生の軸は見つけるだけでは達成できません。そのために費やす時間やお金、経験なども必要になってきます。
それらを満たすためには人生の大半を費やす”働く”ということを深く考える必要があるのです。
就活の軸の探し方
人生の軸を考えたら、それと照らし合わせ、どのような業界・企業で働くべきなのかを考えていきましょう。
前提として、人生の軸を達成する上で一番大切なのは収入の部分になります。お金が全てではありませんが、今の社会ではお金がなければしたいことはできません。
あなたの人生でどれぐらいの収入があれば満足できるのかを考えてみてください。
収入については面接官や企業の人間には話す必要はありません。但し、あなたが生きていく上で一番大切なことなので考えるようにしましょう。
先ほども言いましたが、働くことは人生の大半を費やすことです。
働くこと=嫌なことでは人生の大半を損することになります。
働くこと=好きなこと、(しんどいけど楽しい)
→これぐらいになるのが一番良いのです。
仕事を好きなことや楽しいことにするためには、あなたが興味のあることを中心に考えていくことが大切です。
企業名や知名度は無視して構いません。どういう仕事がやりがいに繋がるのかをじっくり考えてみましょう。
下記記事で業界選びの軸・企業選びの軸の詳しいやり方を解説しているのでチェックしてみてください。


面接での対応の仕方

毎回ではありませんが、面接の場で就活の軸を聞かれることがあります。
これはあなたの軸を聞いて、本当に自社で働きたいと思っているのかを確認しています。
このような場面では、人生・業界選び・企業選び、全ての軸を話しているとキリがありません。自社で働きたいと思っているかを確認しているので企業選びの軸中心に話していけばいいです。
※少ないですが人生の軸・業界選びの軸を聞かれることもあるので、頭には入れておいてください。
<例文>面接での就活の軸の話し方
実際に発言する内容(例)を作ってみたので参考にしてください。
(例文)
私が重視する就活の軸の1つ目はグローバルな環境で働けるかという点です。留学を通して枠に捉われた考えより、枠を超えた環境で働きたいと考えるようになりました。その中で〇〇(企業や業界)はどの国においても需要がある(企業or業界)だと考えています。2つ目に裁量権が大きく、若くから成長できる環境にあるかという点です。困難な状況がやりがいに繋がるという経験からこのような考えになりました。少数精鋭でビジネスを行う御社でもこのマインドを活かせると考えています。
発言時間にもよりますが、軸は2つ〜3つぐらいで話してみてください。
相手を納得させる為に、各軸に対してなぜそのような考えに至ったのか理由付けが必要です。
私はいつも業界選びの軸を交えつつ、企業選びの軸を話し、その企業をどのような考えで志望しているのかを伝えていました。
業界選び→企業選びの流れで伝えると『その業界の中でもあなたの企業が一番気になっているんですよ』とアピールすることができます。
質の高い軸は就活をイージーに!

今回は人生の軸→就活の軸の考え方を解説しました。このやり方で就活の軸を考えることができれば、非常に説得力のある質の高い軸を見つけることができます。
質の高い軸を持っておけば、就活全体で悩むことが少なくなり、面接でも堂々と自分の考えを伝えることができます。
軸を考えるときは時間がかかったり、難しいと思うかもしれませんが、結果的に楽な就活を行うことができます。
より良い就活ができるよう、応援しています!
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