「どんなことをしておけばよかったか?」
就活は、あなたの人生を大きく左右するもの。
だからこそ、就活は絶対失敗したくない。
もしそう思うのならば、就職活動を終えた先輩たちの経験から学ぶことはとても重要です。
今回は、
・私が社会人になってから「やっておけばよかったな」と思うこと
・友人たちの就活や社会人生活を見て感じたこと
について書きました。
ぜひ、ご参考いただき、悔いのない就活に励んでください。
やっておけばよかったこと

①仕事研究
1つ目は、業界研究でも、企業研究でもなく”仕事研究”です。
多くの就活生は業界の動向やビジネスモデル、各企業のことについてはよく勉強しているでしょう。
しかし、肝心の”実務”である仕事については深く理解していないように思います。
多くの学生は実際に、どんな仕事をするのかよく分からないまま、就職活動に挑み、社会に出る。
もちろん、学生なので分からないのは当然ですが、深く理解しているか否かで大きく変わります。
例えば、入社後をイメージしてみましょう。
福利厚生も給料もそこそこ、残業も少なく良い企業に入れたと思うかもしれません。
ですが、仕事内容が、自分に不向き、おもしろくないし、自分のスキルにならない。
結局、会社を1年で退職。
こういうケースはざらにあります。
私自身も仕事内容を深く知らず入社し、仕事内容に愕然としました。(まだ続けていますが)
特に、ベンチャー企業などは、“思い”や“会社の理念”ばかりに目が向きすぎ、肝心の仕事内容が忘れ去られがちです。
また、仕事内容を深く知ることで、就活自体も上手くいきます。
なぜなら、自己PRやガクチカなどの設問で自分を売り込みやすくなるからです。
仕事内容に照らして、自分の経験や長所をアピールすることで、より企業側もあなたの入社後の活躍をイメージすることができるでしょう。
まずは、「入社後どのような仕事をするのか」からリサーチを初めてみましょう。
②いろんな業界を知る
入社後は、基本的にその業界に必要な知識やスキルを身に付けていくことになります。
転職を考えた際も、同業界内や関連する職種でキャリアを形成していくことになるのが一般的です。
つまり、社会人以降はかなり狭い視野で動くことになるのです。
だからこそ、
・もっとおもしろい業界があったのではないか
・自分に向いた職業があったのではないか
と考えてしまうことが入社後、私自身たまに考えます。
仕事をしている中でも、あの業界ならもっと自分の強みをフルで活かせそうだと勘ぐってしまうのです。
もちろん、社会人になってからしか分からないこともあるでしょう。
ですが、就活時に食わず嫌いをせずにいろんな業界に足を運ぶことが重要だったなと思います。
自分の見識を広めるチャンスという意味でもおススメします。
③早い準備
私自身、一番後悔しているのが“就活準備”についてです。
大学3年生の時は、インターンや座談会などには参加していましたが、“準備”という意味ではできていませんでした。
特に、ESの作成や面接での経験を積むなどは皆無。
就活開始後に焦って、本格的に始めましたが、最初から上手くいかないもの。
一番志望していた企業が初めての面接という失態をおかしました。もちろん結果は”不合格”。
私のような過ちを繰り返さないためにも、早めに準備をしておくのに越したことはないです。
※3年生の段階での準備については下の記事で詳しく解説しています。

準備を怠る人は、入社後のパフォーマンスも劣るはず。
もちろん、内定はもらえないでしょう。
④妥協しない
多くの物事は、8割程度の力でやっておくのが、一番心地よかったり、効率が良かったりするように思います。
“勉強”も“仕事”もほどほどにやっておくのが一番だと個人的には考えています。
ですが、就活は全く“例外”です。
例えば、エントリーシート。
「まあこれでいいか」と提出したところに限って不合格。
SPIの勉強もっとちゃんとやっておけば…
もちろん、手を抜かなかったとしても、不合格通知はもらうでしょう。
ですが、そこに悔いはないはずです。
後悔は長期間、頭に残り続けます。
ぜひ、就活だけは、全力でぶつかってみてください。
⑤チャレンジする
最後は“チャレンジする”です。
多くの人が、自分の可能性を自分で蓋をしています。
「自分にはこんな良い企業受からない…」
「もうこれ以上受けるのはキャパオーバー」
という具合に。
ですが、それは自分で決めつけているだけです。
私の友人で超大手企業を避けて就活をしていた子がいました。
その子はもともとスペックが高かったためか、多くの会社から内定をもらっていました。
彼は就活が終わった後
「もっと、上位の企業に行けたか」と言いました。
もちろん、このようなケースは多くはないでしょうが、自分で自分の限界を作るのはもったいないです。
仮に、チャレンジがダメだったとしても、自分の現状での立ち位置を把握し、その後を歩んでいくことができます。
かくいう私もいろんな会社を受けなかったことには、後悔があります。
ぜひ、自分の限界を決めず、チャレンジしてみてください。
番外編:まだ時間のある方へ

まだ、大学2年生・3年生で就活まで時間のある方は、何をしておけばよいのか?
こちら番外編ですが、社会人になってから思うことを少し書いておきます
①何かに真剣に打ち込む
多くの大学生は、割とふらふらダラダラ生きているように思います。
私自身も4時に寝て、16時に起きる。
その日のほとんどベッドで過ごす。
たまにバイトに行って、友達としゃべる、スマホをいじりながら授業を受ける。
なんと無意義な時間だったかと反省しています。
もちろん、そういう時間も貴重ですが…
今思うことは、何か目標を持って、取り組むことが大事なんじゃないかなということです。
取り組むことは、バイト、サークル、勉強でもなんでも良いです。
重要なのは、“目標を持って取り組むこと”です。
そうすることで、ただ毎日やっていたことが全く別物になります。
そこには日々、気付きがあり、改善があります。
これは、仕事にも通ずることであり、人を成長させます。
そして、就活でも堂々とエピソードとして語れるものになっているはずです。
ボーっと生きている人と目標を持って取り組んでいる人とでは、1年で大きな差が付きます。
それは、就活でも大きな差となるでしょう。
②いろんな人に会う
世界には、いろんな生き方をしている人がいます。多くの職業で溢れています。
何も就職活動をして会社員として働くことだけが、あなたの選択肢ではありません。
いろんな人に出会うことで、あなたの考え方や価値観は磨かれていくもの。
ぜひ、多くの場所に足を運び、自分の未来を見つめていましょう。
これも、学生時代にしかできないことです。

③実益にかなう勉強をする
最後は“勉強”です。
ここで指しているのは、学問的な勉強ではなく、実際に使える勉強です。
仕事では、意外と細々としたスキルが使えることが多いと最近実感しています。
例えば、
・日々の仕事を効率化するためのプログラミング
・外人が入社してきたが、英語のコミュニケーションの方が取りやすい
・仕事で法律を確認する時、法律のそもそもの成り立ち
・社会情勢や政治のこと …etc
仕事以外でも
・一人暮らしの料理
・生活に役立つお金や投資のこと
・ライフプランについて …etc
暇なら勉強することはおススメです。
また、いろんな本を読んでみると、多くの気づきを得られるのではないかと思います。
上手くいく=複数内定ではない。

今回は、私が実際に社会人になってから感じた、就活の時やっておけばよかったことについて解説しました。
1つ伝えておきたいのは、
就活成功=多くの会社から内定
就活成功=大企業に就職
ではないということです。
フリーターやニートだったとしても“幸せ”ならそれでいいのです。
だから、就活も絶対にしないといけない訳でもありません。
人生は1人1人違っていいはず。
ぜひ、固定概念に縛られず、自分の人生について考えてみてください!
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