「就活がつらい、つらすぎる」
就活は時に、苦しく、厳しく、辛いものです。
私も大学3年生の頃から毎日、胃が痛くなるほど悩み、過ごしてきました。
「本当にこれでいいのか?」 ESすら通らず、毎日、不安でした。
そんな日々があったからこそ今があるわけですが。
本記事では、自分の就活そして多くの就活生にアドバイスしてきた経験から、
・就活がつらいと感じるのはなぜか
・どう対処していけばいいのか
詳しく解説していきたいと思います。
対象読者:就活で挫折している人、悩んでいる人
執筆者:よんた 19卒・関関同立。 就活前半戦の惨敗をきっかけに就活について研究。本質に気付く。 その後、志望企業から内定を獲得し、現在も楽しく働いている。 現在は、”幸せになれる就職活動”を広めるため、活動再開。 150人以上へのアドバイス実績。電子書籍出版中。
就活がつらいのは当たり前

就活がつらいと感じているのはあなただけではありません。
毎年、多くの学生が悩むことです。
そもそも、就活はつらくて当たり前。
その理由をまずは、解説していきます。
①階段を上がるから
これまでも皆さんは人生の階段を一歩ずつ上がってきました。
小学生→中学生→高校生→大学生と…
人生の階段を上がる時には、受験や進路選択などこれまでも、少なからず「つらい」と感じることはあったでしょう。
ですが、就活はこれまでとは大きく違います。
なぜなら
学生→社会人
になるからです。
これまでは、学生という決められた範囲、だいたい周りと同じレールに乗っておけば、何とかなりました。
しかし、社会人は違います。
今後は、自分で多くの選択肢の中から決断をし、自分でお金を稼ぎ、自分の責任で生きていかなければならないのです。
その最初のステップが“就活”です。
だからこそ、学生と社会人とのギャップにつらいと感じるのは当然のこと。
まずは、大きな階段を上がろうとしている自分を認め、褒めてあげましょう。
②大きな決断を迫られるから
就活では、これまでとは比にはならない程、大きな決断をしなくてはなりません。
なぜなら、最初に入る会社によって大きく自分の人生が変わるからです。
それは
・働く場所
・一緒に働く人
・年収
・労働時間
など表面的なことだけではなく、
・自分の価値観、考え方
・キャリア、スキル
・これからの出会い
など、多くのことが変わってくるはずだからです。
だからこそ、就活がつらいと感じてしまうのは、当然の事。
逆に、そう感じていないのは異常だとも言えます。
そこまで考えられているあなたなら、きっと就活は大丈夫でしょう。
③評価されるから
就活では、これまで味わったことのない評価のされ方をします。
学生時代の思い返してみると、多くの場合、“点数”という形で評価されます。
例えば、テストの点数であれば、
自分が問題を解けなかったから→勉強をあまりしてなかったから
と評価は明確です。
また、部活動のレギュラー争いなども
多くの場合において、自分とチームメイトとの能力差によって説明できるでしょう。
ですが、就職活動は違います。
各社によって合格の基準はバラバラですし、評価者によって合否も変わってくるでしょう。そして何より、どのように採点されたのか学生側は知ることができません。
これまでとは、大きく違うのです。
だからこそ、なぜ落とされたのか分からなければ、つらいと感じてしまうのも無理はありません。
具体的な対処法

つらい、つらいと嘆くだけでは、問題は解決しません。
では、具体的にどう動いていけば良いのか?
対処法をお伝えしたいと思います。
①なぜつらいのか明確にする
「つらい」と感じている場合、漠然とした曖昧な悩みになりがちです。
まずは、その悩みの内訳を明確にしてみましょう。
紙とペンを用意して、書き出してみてください。
悩みの詳細がはっきりしなければ、解決することはできません。
また、解決策がないものだったとしても、理由が明確になることで割り切ることができたり、心が穏やかになるものです。
騙されたと思って、試してみてください。
②改善マインドを持つ
「落ちること=つらい」となっている人は、根本的には受かることでしか解決できません。
ですが、多くの人は、
落ちた→つらい
ここで思考停止に陥っています。
まずは、「なぜ落ちてしまったのか」考え抜きましょう。
落ちた理由に目星が付いたら、明確な改善策を立てましょう。
そうすることで、次は新たな自分で選考に挑むことができます。
最初から完璧な人間はいません。
改善を繰り返すからこそ、人は強くなるのです。
だから、改善をやめた時に、就活負け組に降格となります。
まずは、落ちてしまった原因を追究しましょう。
どうしても分からない時は、学校のキャリアセンターや先輩など相談するなど他人を有効利用することも必要です。
③完璧な準備をする
「つらい」という感情を乗り越えるのは、結局のところ、“行動”しかありません。
まずは、“完璧な準備”をしてみましょう。
全ての物事の勝敗は“準備”の段階で決まっていると言っても過言ではありません。
それは、就活も同じです。
自分で“完璧な準備”ができたと言えるぐらいであれば、心配ありません。
仮に落ちたとしても、そこに後悔はないはず。
「今回は、仕方なかった」
「採用担当の見る目がなかった」
と強い心を持つことができるでしょう。
そこに「つらい」という感情が芽生えることはないでしょう。
正しい努力をしよう

就活では“行動”することが一番重要です。
「つらいつらい」と嘆く前に、まずは考え抜き、行動に移さなければなりません。
「つらい」と嘆くだけの人と「つらい」けど頑張る人では、数か月後の結果は大きく違うはずです。
ただし、ただ頑張るだけでは、結果はついてこないでしょう。
間違った努力は、目標に近づけないだけではなく、遠ざかる恐れもあります。
まずは、先人達が培ってきた「就職活動のやり方」に沿って、就活をやり直してみてはいかがでしょうか?
後悔のない就活を

就活を「つらい」と感じてしまうのは普通のことです。
周りと比べて、悩んだり、劣等感を抱いたりする必要はありません。
なぜなら、「就活は自分との対話」だからです。
しっかり自分の心の声に耳を傾けましょう。
そして、自分はどうなりたいのか明確にしましょう。
ここが就活の出発点です。
後悔のない就活を!
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