面接で絶対に聞かれる”志望動機”。
学生時代頑張ったこと(ガクチカ)、長所・短所と合わせて面接の中では頻出の質問でしょう。
皆さんはどのように志望動機を考えていますか?
当たり前ですが、志望動機は企業毎で内容を変えていく必要があるので構成を考える時間は他の内容と比べてかかるので少し手間になります
面接の場でも有効に活用できる志望動機の考え方を解説していきます。
志望動機で熱意を伝えよう

志望動機はその企業でなぜ働きたいのかを説明するもの。
『〇〇という理由で働きたいから、採用してほしい』と伝える場なのです。
つまり、この場で企業に対してアプローチ(熱意を伝える)する必要があるということを覚えておいてください。
一番熱意を伝えられるのが志望動機です。
ここで熱意をしっかりと伝えることができなければ、内定を勝ち取ることはできません。仮に最初の面接で運よく通ったとしても、最終面接の相手である経営層からは不採用と伝えられることになるでしょう。
それぐらい重要な志望動機なのですが、ありきたりな内容では面接官を惹きつけることはできません。
面接官に好印象を与えるには、どのような構成・内容で伝えるべきなのかを次のパートで説明していきます。
相手を惹きつける志望動機の作り方【4ステップ!】

相手を惹きつける志望動機には下記2つの要素が不可欠です。
『弊社で本当に働きたいと思っている』
『なぜ弊社で働きたいのか理論立てて説明している』
意外とシンプルと思いませんか?
この2つの要素が内容に入っておらず、相手にちゃんと伝わっていないことが多々あります。
これらの2つの要素を折り混ぜながら志望動機の構成を考えていきましょう。
まずは夢を語れ!
志望動機なのに夢を語れと言われても、、、
と思われる方がいると思います。
夢を語ることは
『なぜ弊社で働きたいのか理論立てて説明している』
と繋がってくるのです。
あなたが将来したいことを始めに伝えることは、”志望の根拠”を伝えることになるのです。
志望動機で夢を語るのはお門違いではなく、しっかりとした”戦略”なのです。
夢を語ればそれでOKではありません。
なぜ、その夢を成し遂げたいと思ったのか理由も合わせて考えておいてください。夢を語るぐらい本当に思ってなくても伝えるだけなので誰でもできます。
なぜ、そのような夢を持つようになったか根拠づけることでより信頼性が上がります。
将来やりたいことがまだわからないという方は下記記事を参考にしてみてください!

その企業でしか成し遂げられないことを探す
その企業でしか成し遂げれない→『弊社で本当に働きたいと思っている』
という理由になります。
この部分が薄すぎると『同業他社でも別に良いじゃないか』と面接官に思われてしまいます。
企業も人間と一緒で十人十色です。各企業で強みや弱み、特徴を持っています。
その部分を念入りに分析し、自分の成し遂げたいことと合わせて構成していきましょう。
自分に何ができるのかを考える
志望動機完成まで、あともう一歩足!
あなたが志望企業で働いた場合、どのような価値を提供できるのかを考えましょう。
企業は採用するからには、組織の一員として会社に貢献することを期待しています。だからこそ、あなたにどういう能力があり、どのように会社に貢献できるのかを考え、プレゼンしなければなりません。
ここまで抑えれば、あなたがなぜ志望していて、なぜその企業じゃいけないのか、どういう価値を提供できるのか、一連の流れで志望動機を構成することができるでしょう。
志望動機テンプレ
実際に私が就活をしていた際に使用していたテンプレを例をもとに紹介します。
志望理由は仕事を通じて、「世界中の人々を笑顔にする」という夢を実現したいからです。
↑夢を語る部分↑
今までの経験において人を笑顔にする事にやりがいや嬉しさを感じ、笑顔にする=幸せになると考えるようになりました。
↑夢を持つようになった理由↑
〇〇は幅広い産業・人々に貢献しており、幸せを多方面に拡散出来ると感じています。その中でも貴社は自身の夢を達成できる環境であると考えています。何故なら、世界トップシェアで幅広い製品を多く持つ為、あらゆるお客様のニーズに柔軟に対応できるからです。
特に貴社の〇〇事業に関心があります。それは日本初の事業化から積み上げてきた高い技術力、幅広い産業分野に対応している点に魅力を感じているからです。
↑その企業でなければいけない理由↑
私は営業としてお客様と貴社の橋渡しをしていき、世界トップシェア実現に貢献し、ひいては自身の夢を実現していきたいです。
↑自分に何ができるのか↑
この構成であれば、理論立てて志望していることが伝わりやすいと思います。
ぜひ活用してみてください!
面接での伝え方で評価は変わる

志望動機の内容が完成すれば、あとは面接で伝えるだけになります。しかし、この伝え方次第で評価は大きく変わってしまいます。
内容が完璧だったとしても、淡々と志望動機を伝えれば面接官はどう感じるでしょうか?
『内容としては良いけど、本当に当社で働きたいと思っているのか?』
と疑問に思ってしまいますよね。
気持ちを込める
面接官を惹きつける為には気持ちを込めた伝え方にしましょう。
気持ちを込めるというのは、”表情”、”話の抑揚”、”声量”を駆使します。
適度な笑顔
表情は適度な笑顔を!
緊張した面持ちよりも笑顔の方が相手に対して印象が良いです。
究極は『この人面接楽しんでるな』と思われるぐらいがベストです。
もちろん、面接の場では緊張してしまうのはしょうがないと思いますが、適度な笑顔も忘れ内容にしましょう。
強弱で分かりやすく
話し方に強弱をつけて、特に伝えたい部分はアピールしていきましょう。
強弱をつける方法として、一番簡単な方法は声量をあげることです。
声の大きさが上がるので聞き手にとっては分かりやすいですよね。
いつもより大きな声で
先ほど、伝えたい部分では声量を上げてと言いましたが、面接の中での通常の声量は普段よりも大きくしてください。
声が小さいと伝わりにくく、本当にやる気あるのかと思われてもしょうがないです。
声の大きさで落とされるのはどう考えても馬鹿らしいです。
コミュニケーションの基本として相手に伝わる声の大きさを心がけましょう。
自分の思いを伝えよう!
志望動機はその企業にかける自分の思いに直結しています。
この思いの部分は相手に100%理解してもらうことが大切です。
この熱意の部分を相手が汲み取ることができれば、あなたを採用したいという思いもより一層増すでしょう。
志望動機が完成している方も、今一度今回解説した部分を振り返りながら、本当に相手のニーズにあった志望動機が書かれているか、伝えることができているかを確認してみてください。
質の高い志望動機をコンスタントに作ることができれば、各企業に対して適切にアピールすることができます。
志望動機は採用判断で一番重要な設問なので、結果も自ずとついてくるでしょう。
しんどいこともあると思いますが、なんとか踏ん張って頑張ってみてください!
実りのある就活になるよう、心から応援しています!
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